センス・オブ・ワンダー。人は、ありのままの自然に触れると五感が研ぎすまされる。言葉にならない、不思議な感覚。それは、人間本来の姿を取り戻す瞬間なのかもしれません。天城の広大な夜空には、無数の星々が煌めき、それはさながら、無限の闇に輝く銀河のよう。天城山の麓に開けた高原は、どこまでも続き、天空との境界線をあいまいにしていく。遠く輝く星々の光を感じて、宇宙と一体になる。地球の原風景に出合う、濃密な時間。ここは、あるがままの自分に還る場所です。
ようこそ、真っ暗な世界へ
星空観察は、真っ暗闇を体験することから始まります。ここは、ひと晩中光があふれる都会とは真逆の場所。明るい太陽が西の空に沈むと、辺りは闇に包まれます。都会では体験することのない真っ暗な世界で、空を仰ぎじっと目を凝らす。夜空に煌めく無数の星々が、“センス・オブ・ワンダー”を呼び起こす。ようこそ、真っ暗な世界へ。
センス・オブ・ワンダー:人が自然に触れた時に得られる不思議な感覚や感動
標高900メートル。周囲360度には遮るものがなく、明かりも少ない天城高原は、星空観察に最適な場所です。原生林が多く残るこの地では、日が暮れると真っ暗な闇が現れます。もしもこの世界に明かりがなかったら…、遥か昔の人間の営みを思い描きながら、星空と暗闇を楽しんでみてはいかがでしょうか。
宙ツーリズムの普及に向けて
私たち天城東急リゾートは、星空観察や星空コンテンツなど、空や星、宇宙という「宙(そら)」の観光資源の活用に力を入れています。
「宙」の価値によって、人々が幸福感や癒しを得られる機会創出を目的とする、一般社団法人「宙ツーリズム推進協議会」の会員です。
ホテルの窓からの壮大な夜景
裾野に広がる街の灯に照らし出される富士山と視界いっぱいの夜空。「ホテルハーヴェスト天城高原」の北向きのゲストルームからは、壮大な夜景を望むことができます。眼下に煌めく街の光と、頭上に瞬く満天の星々。ふたつが溶け合う夜空のグラデーション。そんなドラマチックな世界もこの場所ならではの景色です。
また、遠笠山を望む南向きのゲストルームからは、冬であればオリオン座、夏であればさそり座など、一般にもよく知られた星座が広がり、北向きとは異なる夜空の魅力を感じていただけます。
スターフィールドで星空を観察しよう
ホテルハーヴェスト天城高原に隣接する星空観察広場「スターフィールド」では、双眼鏡や(野外用)イスのレンタルを行っていますので、気軽に、心ゆくまで星空観察をお楽しみいただけます。伊豆半島でいちばん星空に近いリゾートホテルで、ロマンあふれる“宇宙の旅”を体験してみてください。
イベントレポート
伊豆半島のなかでも高所に位置し、周囲を広く見渡せる天城高原は、星空観測には最適な場所です。この環境を活かし、スターフィールドでは、天体望遠鏡や双眼鏡などの総合光学機器メーカーとして知られる「株式会社ビクセン」とのコラボレーションによる星空鑑賞会を開催しています。星のソムリエ®の知識豊富なガイドを聞きながら、楽しく天体観察を体験していただけます。